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Step 1 あせるな―まず、がんを知ろう; がんは慢性疾患である

 がんという病気について、あなたはどのくらいのことをしっていますか?

 死んでしまう病気である。長くもたない。痛い。髪が抜ける。治らない。腫瘍ができる。体中に広がる。切断しなくちゃいけない。抗がん剤の治療が苦しい。などなど・・・・・・。断片的な知識を山のようにお持ちだと思います。しかし、ここでまず、一回、これまでの知識を全部捨ててください。リセットしましょう。そして、がんに対する心がまえを一から作っていこうじゃありませんか。確かにがんは手ごわい病気です。人によってはがんに気づいてすぐに亡くなる人もいます。しかし、多くの人にとって、それはがんの正しい認識ではありません。ここではまず、まっさらな心あらたな心構えで、がんについて捉えなおしてください。これから、「最高の医療をうけるための患者学」を書き直したものあるいは加筆したものをブログで紹介したいと思います。コメントを楽しみにしています。

がんは慢性疾患である
あなたの体は約60兆~100兆個の細胞からできています。体の細胞は外側からどんどん古くなるし、大人になっても減らないように分裂して増える機能が備わっています。ところが、遺伝子の異常や環境などの様々の要因によりこの増えるスピードが異常に速くなってしまい、本来持っていた細胞の機能を果たさなくなってしまった細胞が「がん細胞」です。また、場合によっては本来一定の周期で死ぬべき細胞が死なないために残対の細胞の数が増えることががんである場合もあります。がん細胞の分裂は早いと言っても、その成長は非常にゆっくりです。あなたの体の中でがん細胞が誕生して、1センチの大きさの塊になるのには10年かかります。直径1センチのかたまりが10センチに成長するのには3年かかります。がんが見つかってから、今日明日に手術をしなくてはがんがどんどん大きくなって、命に関わる、というものではないのです。もちろん、一部のがん(悪性度の高いリンパ腫、急性白血病)などは時間がタイミングなものがあることは否定しません。でも、多くはそうでないので、あせらないでじっくり構えることが大切なんですね。

がんは体中のあらゆるとことにできます。皮膚にも内臓にも、骨にも、血液の中にも。唯一がんができない場所が鼻の軟骨です。笑
では、体にできたはいろんな防御機構によって癌できても、実際には現れないです。がんと確定診断をうけるとなんで起こすんだろと思う人がおもいますよね。実際、病気になると私はなんでなってしまったんだろ、あるいはどうすればならないんだろと思うのですが多くの場合は原因わかりません。残念ですけど。因果関係を予測することはいっぱいできても、一人の患者さんをとって因果関係を証明するのは大変です。それだけに知りたい気持ちも大切ですけどいかにバランスのとれた生活、健康の維持をするかというファーカスを移すことも考えが大切です。

がんは慢性疾患です。じっくりとりくみましょう。

コメント

分かっていても

>がんが見つかってから、今日明日に手術をしなくてはがんがどんどん大きく
  なって、命に関わる、というものではないのです。

癌も二度目となると自分の中では初回より余裕があったつもりでした。
昨年2月に乳がん確定した時も、年度末を控え決算期で忙しくなると思い、
主治医に決算が済んでからではどうか尋ねました。

一週間二週間は良いけど、一ヶ月は延ばさない方がいいと言われ、
自分ではどんどん大きくなる訳じゃないと分かっていたつもりだったの
ですが、結局二週間後に入院してました。(笑)


v-22もう一度本を読み返そうと思っていたら、ここで改訂されたものを
  UPするとの事で、楽しみにしています。

返信;わかっていても

はーい。わかります。頭でわかっても、そうでないですよね。気持ちは同じ患者としての立場になれば、同じ気持ちです。

でも、どのように気持ちがコントロールするかとても大切です。ほとんど修行の世界です、笑
お互いにがんばりましょう。


「がんは慢性疾患」そう捉えて、がん患者は焦らず生きてゆきたいですね。「今日、できることは今日のうちに」しながら、心はゆったりと♪

そして、
はい、頭をリセットしました♪
これからのブログを楽しみにしています。

ゆっくりと取り組む

そうですね。焦る気持ちはわかるのですが、’ほとんどいい解決になりません。友達、家族とともにペースをとる、気分転換をすることが大切ですね。
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プロフィール

チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

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