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癌治療原則6 副作用は「さようなら」

癌の全身療法をすると、とかく患者に対して抗ガン剤治療だから多少の副作用だから、我慢すべきだと患者も、家族も、また医療従事者も考えてしまう傾向があります。これは原則としては間違いです。

副作用はあってはいけないもので、多少にかかわらず、苦しみを緩和する努力する必要があります。まして、ねたきりになるような全身療法はもってのほかです。副作用をどのように対応するかは高度な内科的なアプローチが求められます。

副作用を聞かないために勝手に医療従事者が患者は大丈夫だろと勝手に判断してるのも多々いてます。例えば倦怠感などは良い例です。我慢しろというひとが多すぎます。でも、本来したいこともできない治療は良くないと思います。

患者は自分が起こりえる副作用をしり、アンテナを張り、常に医療従事者に報告するべきです。そこで簡単に我慢を強調する医療従事者なら考え物です。

コメント

患者は我慢する

私はいつも主治医に症状を伝えていたのですが、治療法の変更を言われるとつい我慢してしまいます。
勝手な思い込みで最初の治療法がベストなのだろうと思っていたので、変更する事には勇気が要りました。

で、我慢できなくなって変更って事になるのですが、副作用が軽減されたのと相反して、今度はこれで良かったのだろうかと悩み始めるのです。
同じ癌になるんであれば、副作用なしに計画通りの治療を最後まで全う出来たら、どんなに精神的に楽だろうと思います。v-22

返信:患者は我慢する

言っていることは十分にわかります。患者はどうしても弱い立場にあります。それだけに医療従事者は患者の副作用が話しやすい環境を作る必要があります。でも、仮に環境があっても患者が言わないと医療従事者はわからないのです。先日も書きましたが、我慢しろを大声で言う医療従事者は最低です。副作用を対処するにはかなりの経験が必要です、腫瘍学だだけでなく、一般内科専門医としての経験要求されます。それだけに化学療法を片手間にするのは不可能です。

また、患者は的確に副作用を説明できないとなかなか状況がみえないですね。

副作用

抗がん剤などの副作用があるのは、日本、特に地方の医療では当たり前と考えられています。抗がん剤だから、倦怠感があるのは、しかたがない。じっと我慢です。
一部の方を除いて、プロフェショナルであるという意識の薄い医師が多いのが日本の現状でしょうか。
患者が、対等に病気に関して医師に話ができる時代にしなくてはいけませんね。(30年後を目指して頑張ります!→30年後、私はお空の星ですが)
どうか、たくさん上野先生のお考えを発信し続けてください。

私は、8年前に残胃がんの手術をし、当時は知らなかったのですがスキルス胃がんだったそうです。
抗がん剤(5FU)を、1年間服用しましたが、あまりのつらさにギブアップ。信頼する知人の医師から、「5FUは、胃がんの手術前後には効果があるけれど、長期は意味がない」という意見を聞いたその日から、主治医に相談しないでやめてしまいました。
主治医が烈火のごとく怒り、「mawkawaのカルテは破って捨てる」と言って以来、いわゆるがん難民です。
しかし、
その日から、薄皮を剥ぐように元気になり、今に至っています。
「辛くても3年間、飲み続けるor服用を中止する」で、運命が決まったような気がします(^-^)

返信:副作用

抗がん剤などの副作用があるのは、日本、特に地方の医療では当たり前

副作用があるのはどんな薬でも当たり前ですけど、大切なのは医療従事者と患者が情報を共有する。しかも生活の質を上げることが前提です。我慢しろなどの発言を気軽に言う医療従事者は、はっきり言って最低です。患者の僕なら怒りますよ。(^^)

治療を受けることを考えるだけでも、精神的に苦痛なのにさらに身体的にもダメージーを与えるならいかに減らすかに努力する必要があります。

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プロフィール

チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

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