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癌知慮の原則1・緩和

癌治療の原則1「調子の悪い人に最期の最期まで抗がん剤を投与するのは、生活の質を下げる」とあり、やはり、そうなんだと勇気が出ました。 実は、山口県で4番目の緩和ケア病棟が11月に開設します。私たちの市民運動の結果、特例病床25床が許可されました。
ところが、緩和ケア担当予定の医師は、「人の命は尊いのだから、治療は最期までするべきだ。WHOの考えもそうである」と明言。また院長先生は、「ターミナルのがん患者は、家族が痛み止めを病院に取りに来て、それを飲めば充分痛みは取れる。」と言われ、あまりの意識の違いに当惑しています。
この7年半の市民運動の結果が、患者中心ではなく、医療者中心の緩和ケア病棟になることが予想され、忸怩たる思いです。3度のがん経験をした市民として、今、勇気をもってもの申すべきか悩んでいるところです。


答えは明確です。気持ちを伝えるべきです。批判ではなく気になることを言うのはコミュニケーションの始まりです。ただし、答えが返るかは期待しないのが良いでしょ。

さて、WHOの治療は必ずしも抗ガン剤だけを指していません。患者を治療することは様々な面が入っています。緩和も治療なんです。医療従事者は最期まで患者を診る責任があります。仰るとおりで誰の医療であるか。医療従事者は忘れがちになります。患者が思い出させるのが大切ですね。


コメント

返信、ありがとうございました。
市民が医師に自分の考えを話した場合、「プライドが許さないからむくれる・怒る」のが地方の多くの医師ですが、もう一頑張りしてみます。
「緩和も治療である」と理解されていない医師に、どう気持ちが伝わるか、でも、やってみます。
私たち日本人はコミュニケーションの取り方を、もう少し学ばなくてはいけませんね。
11月に開設された際に、緩和ケア病棟と信じて入院した患者さんが失望されないよう、
再度、(難しいかもしれませんが)話し合ってみます。
勇気をいただいて、心から感謝申し上げます。

仕方ないというか

色々 拝見させていただきました。

医者 医療の中身 考えが消化されてきました。
先日 父親が肝細胞癌で肝臓 下大静脈転移 心臓右心室侵入で
治療は無理
余命一ヶ月前後と言われました。

患者家族側はショックで 当日は頭真っ白でした。
翌日から医療を探し
先生に紹介状をお願いするも
私の自己満足の為に書くような物だと言われ
それくらい 状況が悪いとの事でした。

色々調べても治療もなく

先生方には分かる医療でも
私達には 本当に分からないので
不安になり
何かあるのではないかと思ってしまうので…

緩和の意図が分かり

父親が少しでも長く生き
少しでも楽に旅たてれば一番です。

父親として
自分の仕事が全うできるように
少し元気になって
帰ってこれたらうれしいです。

クミさんへ

大変ですね。応援しています。少しでも良い人生が送れるといいですね。
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プロフィール

チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

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