癌治療が効くか効かないか?
なんできまるの?それはperformance statusです。
performance statusはどれだけ患者が元気に活動しているかの指標です。
カルテに書いてるはずです。これ医者がふしめふしめでちゃんとカルテに記入してなければ、とんでもない医療従事者ですよ。
つまり、元気な患者に抗ガン剤を投与するほど効果があります。
つまり、からだの調子が悪い人に抗ガン剤を投与するとよくなるより、悪くなるの可能性が高い。ただ、この原則からはずれる症例もあります。例えば明らかに癌が重要な臓器(肺など)を直接的に悪影響を与えてる場合です。
つまり、調子の悪い人に最期の最期まで抗ガン剤を投与することは、生活の質を下げます。
また、逆に調子のいい人は、多くのオプションを求めても良いと思います。ただし、進行性がんにおいての治療は積極的に臨床試験で治療すべきであり、勝手な組み合わせの治療は行うべきではありません。
テーマ:癌 - ジャンル:心と身体
- 2008/05/30(金) 20:19:06|
- 癌治療原則
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コメント
がんはホルモン療法、化学療法等治療法がたくさんあり、長くコントロールできるがんと言われていますよね。つまり、元気な患者に抗ガン剤を投与するほど効果があります。 再発の場合は初めから強力なレジメンで挑んだ方が、効果があるのでしょうか?
強力な治療にするかしないかは、効果と副作用のバランス。また、患者さんの病状によります。一概に簡単にこたえられないです。
標準から始めて効果がない、副作用で次の手が打てないとなるなら、初めから強力な方を選択したくなります。
なんともいえないです。残念ながら今の医療をもって正確な治療予測はまだ限られています。
ホルモン療法が全て効かなくなってから、抗がん剤を使うのかと思っていたら、主治医が今度は(再発した時は)点滴の抗ガン剤になると言ってたので。 つまり、調子の悪い人に最期の最期まで抗ガン剤を投与することは、生活の質を下げます。 ここまできたら痛みのコントロールに移行し、積極的な治療をしないということですよね?
具体的にどのような状態になった時の事なのでしょうか?
どこで移行するかは死生観の問題と医療の科学的真実があります。癌治療の原則2で答えますのでたのしみにしてください。
- 2008/06/01(日) 23:49:25 |
- URL |
- チームオンコロジー #vY1T7d6c
- [ 編集]
乳がんはホルモン療法、化学療法等治療法がたくさんあり、長くコントロールできるがんと言われていますよね?
>つまり、元気な患者に抗ガン剤を投与するほど効果があります。
再発の場合は初めから強力なレジメンで挑んだ方が、効果があるのでしょうか?
標準から始めて効果がない、副作用で次の手が打てないとなるなら、初めから強力な方を選択したくなります。
ホルモン療法が全て効かなくなってから、抗がん剤を使うのかと思っていたら、主治医が今度は(再発した時は)点滴の抗ガン剤になると言ってたので。
>つまり、調子の悪い人に最期の最期まで抗ガン剤を投与することは、生活の質を下げます。
ここまできたら痛みのコントロールに移行し、積極的な治療をしないということですよね?
具体的にどのような状態になった時の事なのでしょうか?
- 2008/05/31(土) 22:41:11 |
- URL |
- ガーネット #0ll.HrS2
- [ 編集]
上野先生。昨年か1昨年に広島でのご講演の後の懇親会でお目にかかった者です。お体の調子はいかがでしょうか?
癌治療の原則1「調子の悪い人に最期の最期まで抗がん剤を投与するのは、生活の質を下げる」とあり、やはり、そうなんだと勇気が出ました。
実は、山口県で4番目の緩和ケア病棟が11月に開設します。私たちの市民運動の結果、特例病床25床が許可されました。
ところが、緩和ケア担当予定の医師は、「人の命は尊いのだから、治療は最期までするべきだ。WHOの考えもそうである」と明言。また院長先生は、「ターミナルのがん患者は、家族が痛み止めを病院に取りに来て、それを飲めば充分痛みは取れる。」と言われ、あまりの意識の違いに当惑しています。
この7年半の市民運動の結果が、患者中心ではなく、医療者中心の緩和ケア病棟になることが予想され、忸怩たる思いです。3度のがん経験をした市民として、今、勇気をもってもの申すべきか悩んでいるところです。
- 2008/05/31(土) 17:18:04 |
- URL |
- maekawa #9QhVho4A
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