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患者になる?

患者になること。

とてもその瞬間はつらいものがあるのでしょう。
しかも、論理的にいくら考えても納得できないでしょう。
論理と感情のバランスがとれないほど、辛いことはないのかもしれません。
でも、このバランスがないことが生きていることを感じさせるのかもしれません。

医療従事者の私たちは患者に納得の医療を提供するために、必死に勉強し、研修し、ベテランでも勉強をし続けること求められています。でも、患者はこのEBMだけでは納得していただくことができないことも多々あります。

つまり、論理と感情のバランスが取れない瞬間ですね。そこで患者の言ったことをまともに答えようと必死になるか、あるいは患者が言ったことに対して聞く耳をもたないかによって対応する医療従事者も多々ありますね。滑稽です(

つまり、患者の話だけを聞くことが出来ない(active listening)出来ない人があまりにも医療従事者に多い。Active Listeningをskillとして身につけるのがいいのでは。

不定愁訴、患者の気持ちをEBMとactive listeningすることのバランスの取れた医療従事者がほしいですね。

コメント

患者になる時

告知されるその時。「論理と感情のバランスがとれない瞬間」とはまさに先生のおっしゃるとおりです。私は告知される前(細胞診結果が下される前)に悪性の可能性が高いことを知らされていたので、1週間ほど「乳がん」であるという前提の下、下調べを厳重にしていきました。心の準備はできていました。告知を受けたとき「やはり」と思いました。お医者さまは病気のことを丁寧に細かく説明くださいました。でも先生の言葉を聴きながら、実際は病気のことより子供(当時3歳でした)のことで頭がいっぱいになっていました。先生が「何か質問はございますか」と聞かれ、「小さい子供がいるのですが、この子が大人になるまで生きられるでしょうか」といった漠然かつ唐突な質問が口からでました。
 
若くて子持ちで乳がんになりますと、やはり心配なのは子供のこと。医師が家族構成を聞いたり、「小さいお子さんがいるのですか、それはご心配になるでしょう」といった共感的な理解を示すのも良い手かもしれません。メディカルスクールでは「患者をwhole personとして扱う」と教えられますが、実際は患者さん一人一人それぞれ違いますから、難しいですね。

患者になる時、大切な人

おっしゃるとき、自分のことも大切ですが、大切な人が誰であるかを医療従事者に伝えることも、また、医療従事者がそれを誰であるか知ることが大切です。少し話は変わりますが、常識なところでは、結婚相手、子供、両親と、このように大切な人と思いますが。家族関係によっては予想もしてない人たちがいてる場合がわりとあります。
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チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

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