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アメリカにおけるCNS(上級看護師)の現状、日本ではまだまだ少ない職種

アメリカでは約6万9,000人(2000年時点)のCNS(クリニカルナース・スペシャリスト、上級看護師)が働いています。わたしは彼ら、彼女らがいていることによりがんのチーム医療を非常に高いレベルにして、しかも多くの患者が満足していることができていると思います。CNSをどのように活用するかは,医局や外来の方針によって異なります。


また,一緒に働く医師の影響が大きいと思います。例えば骨髄移植のCNSの場合,医局でのCNSの主な役割は医師の1日に1-2回の回診に同行して,患者や身体所見や主訴を記録して,医師をサポートすることです。CNSは医師の指示が適切に行われているのか,患者が治療方法を理解しているか,何か問題点はないかを常にCNSまたは看護の立場から考えています。日本でいう上級レベルの研修医的な役割といえるかもしれません。

外来も似た部分がありますが,場合によってはCNSやNP(ナースプラクティショナー)がまず患者を診て,状況を把握してから,医師が診断するという流れもあります。

M.D.アンダーソンにおける化学療法でいえば,医師が患者にインフォームド・コンセントを行った後のフォローや,ターミナルケアに移行するときに患者がその状況を理解しているかどうか,CNSがもう一度アプローチしています。同じ事を伝えるにしても,切り口が少し違うので情報に厚みができます。これは医療側にとってもよりよい医療が提供できるし,患者にとってもより治療などについて理解が深まるメリットがあります。

これからすこしずつこの職種に関しての話をしいていきたいと思います。
また、詳しいチーム医療に関してのマスコミの記事をみたい方はチームオンコロジーをみてください。

コメント

始めまして。
毎日お仕事ごくろうさんです。
でも、仕事のやりがいが文章からにじみ出ていますヨ。
アメリカの医療は日本の医療と違って進んでいますね!
アメリカの医療に興味があります。
オンコロジーさんの益々の活躍を期待しております。

いつも怠慢してかいていませんが、頑張ります。是非www.teamoncology.comにこられてコメントをBBSに書いてください。
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プロフィール

チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

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