スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

抗ガン剤(新薬の認可)、本当に良いの?

新薬の認可

日本で新薬の認可を早くしてほしいという動きがとても強いと感じます。これはひとえに海外で認可された薬の効果がとても優れており、多くの患者が救われるということのではないか感じてるのかもしれません。

確かに納得できる考え方の一つですが、とても気になることがあります。新薬は患者の治療オプションを増やすことができても必ずしも治療効果がどこまであるか、延命できるかとは直結しないということです。

特に抗ガン剤が患者のためになるには、癌における医師のエキスパート、アメリカでは腫瘍内科医、抗ガン剤を使用することかがとても大切です。幅広く癌の知識をみにつけないで、抗ガン剤を投与することは、内科医が手術をするみたいなことです。

新しい抗ガン剤が導入されても、エキスパートに使用されないと薬は単に毒となります。また、チームで対応しないと患者の満足は得られません。また、癌のエキスパートであるならさらに抗ガン剤における世界に通用するエビデンスを発信する努力に寄与するべきだと思います。エビデンスを発信しないなら、エビデンスを吟味し、忠実であることがとても大切です。

がんのエキスパートが足りないなかで新薬が多く認可され、混合診療がみとめられたらどうなるのでしょうか?

コメント

非公開コメント

プロフィール

チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

Twitter

Twitterに参加して米国腫瘍内科医の頑張る姿を追っかけませんか?エビデンス(医療の科学的根拠)作りと料理コメントをのせています

TeamOncology on twitter

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。