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[ステップ7 治療法を決める] マップ上(地図)であなたの位置を確認する

あなたの受けている治療、これから受けようとしている治療は、地図にたとえるなら、ちゃんと地図上に載っているといえるような道でしょうか。地図のルートからはみ出したり、すでに消されていたり、まだ載っていなかったりしないでしょうか。そこをまず、確認してほしいと思うのです。治療の方向性はまさに地図と同じです。

具体的に考えてみましょう。きちんとした手法の研究の積み重ねによって、安全と効果が確立された治療法であれば、地図上に大きく、はっきりと載っているといえる治療です。すでに他の治療のほうが効果が高いことがわかってしまっているような非常に古い治療法や、新しすぎてまだ効果のほどが確認されていない治療は、地図上では消されていたり、まだ点線で描かれているということになります。

さらには、治療法と呼ぶことさえ疑問で、地図からははみ出していたり、どの道にもつながっていないというようなものだってあります。

 では、自分の治療法が地図上にきちんと載っているかどうか、どのあたりにあるのかということは、どう確認すればよいのでしょうか。まずは、医師に尋ねてみてください。どうやってたずねればいいのでしょう。
それは、「この治療法は、エビデンス(信頼できるデーター、根拠)があるものですか?」と聞くことです。

そこで明快にYESが返ってくれば、まちがいなくその治療法は地図上にくっきりと示され、安心して目指してよいということになります。{ただ、問題は医師あるいは医療従事者にはこのエビデンスの検証の仕方を理解していない方がいるのが問題なんですね。}

多くの人がすでに通過し、無事に通り抜けられることが確認されているわけです。

エビデンスがあるかどうか、聞いてもどの程度の「確からしさ」なのかわからない。どのレベルのエビデンス(どの程度信頼できるデータ)なのか聞いても、それを自分の場合で考えてみると、どのように判断してよいかわからないという方もいらっしゃると思います。

その場合、自分の受けようとする治療が、信頼に足るものであるかどうか、もっと簡単に医師にたずねる方法があります。ステップ6を読んだ方はお分かりですね。それは、その治療が「標準治療かどうか」を単刀直入に聞くことです。標準治療こそが、王道です。地図に書かれた道の中でいちばん太くて、整備され、たくさんの車が走っている道だといえるでしょう。もちろん地図にない道を歩くことも出来ますが、失敗の可能性は高いです。

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プロフィール

チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

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