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質問できる時間の約束がとれたら [ステップ4 質問上手になる]

 それでは、「いついつの午後なら20分ぐらい時間が取れます」「いついつの何時に電話をしてきてください」と、あなたの主治医と約束ができたとしましょう。
次に、忙しそうな医師に、質問をするにはどうすればいいのかについて、お話します。まずは質問をある程度、簡潔にまとめる努力が必要です。なるべく短い時間で答えを引き出すには、質問自体が伝わりやすくなければなりません。箇条書きにしておくのがいいでしょう。

例:
この薬はなぜ必要ですか?
どうしてこの薬が良いのでしょうか?
副作用はなんでしょうか?

ステップ2「医師の話すことを最大限取得する」でお話した、メモを作っていくとか、診療中の医療者の言葉を記録に取ることが、そのために重要なことになります。
 時間がないところに、それまでに何度も話したことを質問をされれば、誰だって頭に来るでしょう。短気な人だったら、一回話したことは説明したくないと思うかもしれません。でも、そんなふうに思う人ほど、必要なことはきちんと説明してあることも多いのです。あなたがステップ2で得た情報を、ステップ3で自分なりに理解する努力をしていれば、ここで、すでに聞いたことを繰り返し質問してしまうということはないでしょう。
自分なりに理解する努力をしておくことも大切です。頭の中が整理されておらず、要領を得ない何を聞きたいのかわからない質問をダラダラとすれば、医師に理解されないか、あるいは理解するためだけに時間がたってしまいます。そして医療従事者をいらいらさせてしまう。笑

こんな医療従事者はとんでもない。もっともです、ですが、医療従事者はひとりの人間であり、彼等、彼女がどのように反応するかを患者がコントロールするのは現実にはとても難しいことです。この問題は本当に医療教育を根幹から変えていかないと解決しないのではないかと思います。

患者さんの中には、質問をし始めたのだが、自分でも何を聞きたかったのか途中からわから
なくなる方というのが、けっこういらっしゃいます。これでは、医療者でなくとも、答えるのがめんどうになるでしょう。しかし、「この患者さんの質問は、きちんと配慮がされている。簡潔な質問で答えやすい」というのが伝われば、医療者も時間を作ってでも答えようという姿勢になるのではないでしょうか。

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プロフィール

チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

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