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なんでこの薬を飲んでるのあるいは治療を受けてるの? [ステップ3 情報を整理する]

 例えばがんの薬物療法には2種類の薬が用いられます。大きく二つに分けると、腫瘍そのものをコントロールするためのものと、その副作用を予防したり軽減したりするものに分けられます。がんのコントロールを目的としたものには、がんの全快を目標にしたものから、ただ一時的な腫瘍の縮小を目指すもの、再発率を下げるためのもの、あらたにがんになるのを予防する目的のものまで様々です。

さらに第3の治療薬は、がん以外の薬です。がんを治療したければ、がん以外の病気が治療できてるか、コントロールされていることがのぞまれます。

ただ漫然と薬を受け入れないで、何のために飲んでいるのか、聞いてください。実はあなたの飲んでいる薬は、あなたが考えているのとは全く違う目的で処方されているのかもしれないのです。あなたと医師では、治療のゴールが全然違うとことにあるかもしれないのです。医師にとってまず大事なことと、あなたにとって大事なことが違うかもしれません。
そういった誤解を避けるためにも、「なぜ飲んでるのか」、あるいは「なぜ治療を受けているのか」知ることは非常に大事です。たずねても、医療者が答えられないなら、病院あるいは医師を変えてください。あなたには知る権利があります。

これらのポイントについて、きちんと説明したり、書いたりできないようであれば、 医師に確認してください。医師に話しにくければ、誰でもいいじゃないですか。しかし、ここまであげたようなことを、いっぺんにて書けるようになれと言われたら、難しくて、やる気を失ってしまう方もいるかもしれません。こういったことは、簡単な病気のときに段階を踏んで練習することで、徐々にうまくできるようになります。例えば風邪をひいたとき、あるいは一過性の頭痛が出て、痛みを止めをもらった時に試してみるのがいいでしょう。

ここでは薬について、書きましたが、それは薬でも、手術でも、代替療法でも、放射線治療でも、「なんで」ときいてください。

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プロフィール

チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

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