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ソーシャルネットワークのパワー

ソーシャルネットワークシステム(SNS)のパワーは偉大です。
2010年今年の人」にMark Zuckerberg氏が選ばれました。彼は2004年にフェイスブックを発明しSNSの考え方を大きく変えました。いまや、SNSは現代生活に欠かせないツールになりつつあります。SNSにもいろいろありますが、米国ではフェイスブックとツイッターの2つが多く利用されています。

私のSNS活動は以下です。
ツイッター: @TeamOncology, @InflammatoryBCa
現時点でのツイッターでのツイート数:32,000以上

日本語ブログ:
TeamOncology: http://www.teamoncology.com , がんのチーム医療を推進サイト、様々な掲示板を主催

がんのチーム医療: http://teamoncology.blog39.fc2.com , みんなと考えるがん医療のあり方の個人ブログ,

ヒューストンフリップ: http://houstonflip.blog50.fc2.com , ビデオブログ,


Journal of Perfume Medicine (JPM)「Perfume医学誌」は、Perfumeを通して医学とヘルスケアを考える楽しい科学雑誌です。人の健康と生活の質の向上に影響を与える情報発信と研究にフォーカスをあてています。
http://web.me.com/uenonaoto/Journal_of_Perfume_Medicine/JPM_Magazine/JPM_Magazine.html


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日本でも映画「ソーシャルネットワーク」が公開されたので、
ソーシャルネットワークの一つ、ツイッターでの活動についてお話することにします。ご存知かもしれませんが、私は最新テクノロジーを好み、ほとんどの利用可能なSNSは試していました。ツイッターは2年前に試験的に始めました。現在、フォロワー3500人ですが、私の1回のツイートは場合により15,000人のフォロワーに届きます(NYのメディア調査)。

私は、米国にいる医師の中でもかなり多くのツイートをしています。おそらくその数は最も多く、実際に、日本人と米国人の2つの国民に対してつぶやいています。米国の人々は夕刻から夜はツイッターにあまり集まってきませんが、日本では、ブログやインターネットは夜に非常ににぎわう傾向があります。ですので、私は自分がつぶやくガイドラインを決めました。午後6時~午前8時は日本語で、午前11時~午後6時までは英語でのみツイートしています。午前8時~午前11時は少し不規則です。日本でもまだ起きている時間帯で夜遅くまでツイッターしている人がいるので両方の言語で対話したりします。[米国サマータイム中央時間とは14時間の時差]

私は今年、ツイッターを利用して2010年米国臨床腫瘍学(#ASCO2010)報告をしたことで、がん関連ツイッターで最も影響力のある人物に選ばれました。そして、今年のAACR-サンアントニオ乳がんシンポジウム(#SABCS)には、ツイッター報告のためプレス用パスにて招待されました。
私は今、モーガン・ウェルチ氏炎症性乳がんプログラム(Morgan Welch Inflammatory Breast Cancer Program @InflammatoryBCaの新アカウントを取得し、さらに炎症性乳がんへの関心を高められないかを模索しています。このアカウントは複数人使用のアカウントであり、この死亡率の高い疾患の研究や臨床試験を推進し、啓発活動を行っていく予定です。

ツイッター戦法:私のツイートには戦法があります。たとえば、がんのことだけをつぶやいているわけではありません。私は食べることが好きなので、食べ物も話題にします。メニューだけではなく、時には食材やどこの料理かなどもつぶやきます。テクノ音楽も好きでお気に入りのグループもありますが、その話は日本語でだけつぶやきます。どこか違う場所へ旅する度に、興味深いものに遭遇したらツイートします。

私がツイートする理由は、多くの人々に的確な情報を流したいからです。そこで私は昨今有意義と思われる内容に大きな感心を払います。「スパゲティを食べました」といってもそんなことに人々は関心を示さないでしょう。みなは、どんなスパゲティを食べたのか、どのような味で、どこで食べたのか、そして同じスパゲティをどこに行けば食べられるのかが知りたいでしょう。

私はハッシュタグ(下記参照)を用います。そうして、がんと関係のない人々を引きつけておきます。その後、がんについてツイート(全内容の約40%)すると、そちらにも注目が集まります。私を直接フォローしていない場合でも、私のがんに関する情報を目にすることになります。ツイッターは、がんに関心のない人々にも情報を伝達することができる点で非常に優れています。

がんに関するツイート:私はもちろん、基礎的科学やがん医療についてツイートしますが、患者学についてもさらに多くを語ります。標準治療、科学的根拠に基づく医療、最新情報およびその最新情報と標準治療との違いについてもツイートします。そして、もしツイッターや他の媒体で流れた情報が完全に間違いであった場合には、それを否定するつもりです。これらが私ががんについてツイートする4つのトピックです。患者の参画はおそらくもっとも重要なことです―
[1]どのように医師(または医療者)とコミュニケーションをとるか;
[2]なぜ医師とコミュニケーションをとることが重要か;
[3]医療者とコミュニケーションをとるために何が必要か;
[4]また、がんサバイバーであるということはどういうことか。
私自身ががんサバイバーであり、患者と医師の両方の立場の気持ちがわかります。また、基礎科学者で臨床医でもあるので、人々がツイッターでつぶやいていることの多くを理解することができ、私自身のコメントをつけてリツイートします。多くの人が私をフォローしてくれる理由のひとつはそこにあると思います。
私が語るもう一つのことはがんに携わる医療者および大学院生のキャリア開発についてです。多くの大学院生および医学部生が私をフォローしており、彼らのキャリア開発のためにはどうしたらよいかアドバイスを求められることもあります。時には、私はツイッターでキャリア開発のための強いミッションとビジョンをどのように創造するかというテーマの週間を設けたりしました。

ツイッター時間:ツイッターに費やす時間はおそらく1日20分くらいですが、私はじっと座って一度に20分費やすわけではありません。私のタイピング速度は非常に速く、読むのも、把握するのも極めて速いです。ですので、なにか見つけて、それが興味あるものであれば、即ツイートします。さらに、拡散すべきことを見つけたときは、コメントを付けてRT(リツイート)します。また、有用なセミナーに参加した時には、それが公開可能なものであれば、記憶に留めておくためにツイートします。メモをとるよりもツイートするのです。
ツイートの威力:これは米国のことではありませんが、乳癌検診の確立されたエビデンスに基けば全く誤った情報が流されました。そこで私が非難したところ、日本のメディアによって速やかに私の情報が取り上げられ、結果的にこの情報の発信元である大手メディアは一旦この検診を終了するに至りました。

フォローしている人々:私はおよそ500人の人々をフォローしています。他のすべての人々に興味がないというわけではありませんが、友人たちに何が起こっているかを知るために、タイムライン(個人がフォローしている全ツイート)のすべてをチェックしたいのです。そのため、誰をフォローするかの決定は注意深く行います。
私は多くの検索用ハッシュタグを持っており、多くの情報を所有しています。私はがんの各種ハッシュタグをフォローし、私自身が作ったハッシュタグもあります。毎日一通りチェックしています。目下のところ20種あります。
なぜチームオンコロジーなのか?:私は患者参画のための個人ブログを持っています。ブログは日本語ですが、始めてからおそらく3~4年になります。ブログ開設に至った経緯は、東京オンコロジー・コンソーシアム(Tokyo Oncology Consortium :TOC) とMDアンダーソンが姉妹施設として提携し、私がその委員長でを務めていることがきっかけでした。この提携の下、日本での教育プログラムである『ジャパン・チームオンコロジープログラム(J-TOP)』を立ち上げ、日本でがんのチーム医療を推進する試みを続けています。詳細は、ウェブサイトwww.TeamOncology.comをご参照ください。

ツイートのためのツール:Tweetieを使用。(http://www.atebits.com/tweetie-mac,)、iPhoneの場合は、TwittelatorProというソフトを使用。(http://www.stone.com/Twittelator/ ) これらの最先端ソフトウェアを導入して迅速にツイートを行い、そして自身でツイートが整理できるようにしています。
更に過去のツイートを記録するには ツイログをお勧めします。http://twilog.org/

サイドバー:ハッシュタグ 方法
同じ話題に関心をもつツイッターユーザーはハッシュタグを用いることで互いに出会うことができます。
ハッシュタグとは「#」を頭につけた単語(または複数の単語を併せたもの)です。その話題のツイートにハッシュタグをつけておくと、そのハッシュタグをサーチすれば誰でもそれを読むことができます。
一部外部者にはわかりにくいハッシュタグはあるものの、ほとんどは、#cancer、#breastcancer、#oncology、#aacrなど、わかりやすいものです。ツイッターアカウントを持っていなくても、Twitter.comにいき、#breastcancerを検索すればそのトピックの最新ツイートがずらりと読めます。
すべての人がハッシュタグを入れてツイートするわけではないので、#breastcancerで見つけたツイートが、ツイッター上すべての情報ではありません。しかし、ツイッターを開始するに当たり、アカウントを取得し興味あるハッシュタグを検索するのは賢明な方法です。そこで見つけたツイーターたちをフォローできます。

ハッシュタグは、エベント参加者や同じ体験をした人たちの間でも用いられます。#ASCO10をチェックしてみてください。何百人もの人たちそれぞれがASCO年次総会の様子をまるでミニブログのようにツイートしています。
ツイッターのヒント:ツイッターを使うのに必ずしもツイートする必要はありません。最新の論文情報などを得るにもよい手段です。すべての主要医学誌、助成機関、新聞社もツイートしますし、通常、そういったツイートは最も重要で最新のことである場合が多いです。したがって、何かわからないことがあった場合、まず、検索エンジンとしてツイッターを使うことです。そして、フォローしたい人々を見つけてください。有名人だけではなく、本当にあなたがほしい情報を提供してくれる人を見つけることを是非お勧めします。大事なことはあなたが興味のある内容を拾えることです。

ツイートすべきか否か?:人はSNSを全面的に「利用する」か「しないか」を決める必要があるでしょう。その中間という選択肢はSNSにはないというのが個人的見解です。中途半端に参加しても時間の無駄だと思います。ツイッターやFacebookへの参加を決めたら、どうぞ思いっきり楽しんでください。


Ps 興味があると思われる方にこのメッセージを回してください。このEメールは今年のOncology Timesに掲載された元記事を編集したものです。

この文書の翻訳は野中希さんにしていただきました。ありがとうございます。
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プロフィール

チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

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