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癌治療の原則1

癌治療が効くか効かないか?

なんできまるの?それはperformance statusです。
performance statusはどれだけ患者が元気に活動しているかの指標です。
カルテに書いてるはずです。これ医者がふしめふしめでちゃんとカルテに記入してなければ、とんでもない医療従事者ですよ。

つまり、元気な患者に抗ガン剤を投与するほど効果があります。
つまり、からだの調子が悪い人に抗ガン剤を投与するとよくなるより、悪くなるの可能性が高い。ただ、この原則からはずれる症例もあります。例えば明らかに癌が重要な臓器(肺など)を直接的に悪影響を与えてる場合です。

つまり、調子の悪い人に最期の最期まで抗ガン剤を投与することは、生活の質を下げます。

また、逆に調子のいい人は、多くのオプションを求めても良いと思います。ただし、進行性がんにおいての治療は積極的に臨床試験で治療すべきであり、勝手な組み合わせの治療は行うべきではありません。

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余命

「東京タワー」―――、ドラマの中で主治医が患者の家族に余命を伝えるすがたががとても悲しく思った。
余命、3ヶ月、その次は3か日、など 患者は余命を知ること、医療従事者は伝えることが重要みたいな感じ、まるで儀式、また本人ではなくその家族にまず伝える。
これが良い医療なんだろうか。

僕は現実を知りたいが余命を知りたくない。なんでだろう。
生きていく希望?

医療従事者であるので「余命」て直感でわかることもあるけど、本当の個々の患者の余命はそれぞれ違う、だから具体的な数値(期間)よりも、残されて人生をどのように過ごすかがもっと重要かもしれない。

多くの患者はそれを考えることなく、上手な死に方のタイミングを失っている。
健康なときにこそ自分の死の迎え方を準備するのは良いことだと最近よく思う。

プロフィール

チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

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