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ガンの医療を語る掲示板

teamoncology.comでは誰でも参加できる、掲示板を主催しています。この掲示板は高名な良い医療を目指している、看護師、薬剤師、医師、医薬品メーカーの方々が参加しています。患者さんの掲示板への参加を求めています。日頃の悩み(医療従事者とつきあい方、がんの治療)を含めて、チーム医療と絡ませながら答えたいと思いますので参加してください。
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アンダーソンがんセンター金持ちだけの病院?

アンダーソンがんセンターはよくお金持ちしかこれない病院だと誤解を受けています。
これは大きな誤解です。


私達の病院は州立病院です。テキサス住民に対してはがんの医療を保険がない場合は無料で提供しています。御存知のようにアメリカは州が国の単位ですので、州外の患者あるいは国外の患者は保険あるいは現金の支払いが必要です。

つまり州という単位でみると日本と変わりません。日本で、中国、韓国、フィリピンのがん患者が国外から来たら無料の医療を提供しないのと同じ事です。

ただ、病院は無料の医療を外国の患者に提供できない代わりにいかにしてがんを世界から撲滅するかと言うことで教育、予防、治療、研究に力を入れています。チーム医療(チームオンコロジー)を普及させるのもそのひとつの活動だと信じています。




がんの予測因子、予後因子の開発

アトランタで著名な先生方と共にがんの予後因子、予測因子をどのように開発するかの会に主席した。これだけ世の中で新しい因子が開発されたにもかかわらず実際に臨床の現場に使用されているのはまだ少ない。これは何故であろうか。一つは、医療従事者が特許に無関心な人が多いこと、つまり新しく何かを発見した後に特許申請をしてないために商品開発ができないこと、さらには、医療従事者が商品開発に対して関心が低いことも問題である。

また、臨床研究あるいは基礎研究するときに臨床の現場にどのように生かすことができるかのビジョンを描けているかが大切である。ただ研究するだけでなく、人類のためにどのように貢献するべきか考えていくことが出来るかが大切である。

「こんな患者直してやりたくない」なんて思われないのですか?

先日のコメントをよんで思いました。「こんな患者直してやりたくない」なんて思われないのですか?

私の答えは基本的には医師になって17年ですが、思ったことはありません。でも患者の権利だけを主張したり、いつも怒ったりする患者には心から参ることがあります。でもそれによって、治療方針が変わることはありませんが、やはり医療従事者も人間ですから、気分よく仕事が出来なくなります。患者は損しています。

最大限の患者としての満足度が欲しければ、コミュニケーションがとても大切です。

謝礼(お金、お菓子、など)するよりも相手(医療従事者)をいかにコミュニケーションを改善するかに力を入れる必要があります

この点は「最高の医療をうけるための患者学」(講談社)にも書きましたので是非読んでみてください。

プロフィール

チームオンコロジー(上野直人)

Author:チームオンコロジー(上野直人)
米国で腫瘍内科医をしています。日本のがん患者さんと医療従事者にMDアンダーソンがんセンターにおけるチーム医療をしってもらい、よりよく「がん」という病気に取り組んでほしいと思ってこのサイトをたちげました。

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