がんのチーム医療
より良いがんのチーム医療(チームオンコロジー)をみんなと考えるためのブログです。ヒューストンフリップは姉妹ビデオブログ(下にリンク)。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


Share |
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

「だいじょばない」 PerfumeとSTAP細胞

JPMより引用。By Takae Brewer and Naoto T. Ueno. シェアウェルカムです。

2014年二大発表はみなさんお聞きになりました?
じゃじゃーんとPerfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」、さらに夏リリースのニューシングルと、今年の後半もバリバリに日本を引っ張ってくれる勢いのPerfumeの三人に大期待!Perfumeがいれば、日本も元気いっぱいですね。Perfume大ファンの上野は、「Perfume大発表は、アメリカツアーではないか!?」と予測していたのですが、今回は残念ながら「大ハズレ」(大汗)だったようです。近い将来に、Perfumeのアメリカ・ツアーに熱く期待!

そんなバリバリに頑張るPerfumeとは裏腹に、日本ではこのほど科学界を騒がす大きな事件が・・・。「STAP細胞(刺激惹起<じゃっき>性多能性獲得細胞)」と呼ばれるものを作製したと発表し、今年の初めに論文が世界的にも有名なネイチャー誌に掲載された小保方晴子氏。しかしその論文のデータや画像に、あやしい箇所が存在すると指摘され、今年の3月に理研の意見として論文の撤回が話題になったのはみなさんもご存知のとおりです。それでも「STAP細胞は存在します」と断言する小保方晴子氏。日本ではこのSTAP細胞をめぐり大騒動になっている様子。日本内では「STAP細胞が存在する、と言い切る小保方晴子氏を信じるべきでは」といった声もあるようです。みなさんは今回のSTAP細胞騒動、どうご意見されていますか。この騒動は日本の科学界をどのように左右していくでしょうか?これからの日本のバイオサイエンスは「だいじょうばない」?
今回のJPM特別号では、日本国内の様々な声から一歩遠ざかり、国外の目線からSTAP細胞騒動について考えてみたいと思います。
多機能性細胞(または多能性幹細胞とも呼ばれる)とは、あらゆる細胞の種類に分化する能力を秘めた細胞。この細胞を応用して用いれば、様々な病気の治療法につながると期待されています。最近では山中 伸弥氏が、いったん成熟した細胞を初期化(遺伝子をプログラムしなおすこと)して多機能細胞を作製することに成功し、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞したのは、みなさんの記憶にも新しいはず。山中氏の開発した方法は遺伝子を外から組み込んで初期化するもので、それなりにコストと手間がかかるプロセスです。それに対して小保方晴子氏をユニットリーダーとするチームが今年初めに発表した「STAP細胞」とは、外から遺伝子を組みこむという形ではなく、マウスから取ってきた成熟した細胞を、弱酸性(うすいお酢のような溶液)の状態に浸すことで受精卵(体の全ての種類の細胞に変化する能力をもつ)の状態に初期化させるというもの。「そんなに簡単に細胞が初期化できるのか!」と世界中の科学者が驚いたのは皆さんがお察しのとおり。でも実際にネイチャー誌に掲載された方法で、細胞を初期化しようとおもっても、世界中の誰も成功しない・・・。これはいかに?そうこうするうちに、ネイチャー誌に載った写真が、実は以前に使われた写真のたらいまわしで、オリジナルの写真でないことが発覚。さらに他人の論文の文章をコピぺして、正式に引用しないなど、様々な「研究不正」が浮上しました。

日本ではテレビのワイドショーや大衆週刊誌などのネタになっているのは、遺憾なことです。では、これはきちんと「科学研究」の世界からみると、どのような解釈がなされるでしょう。
まずは科学研究には四つの大きなステップがあります。その一、仮説をたてます。その二、仮説に基づいてそれを証明する実験を組み立て実行します。その三、仮説が証明される結果が得られた場合、論文等の形で発表します。その四、研究の内容は、他の研究者によって正しいものであると「立証」されることにより、正しい仮説・解釈であったと信用が高まります。ちなみに、研究結果が「科学的に受け入れられる」というレベルに達するには、この三段階が多くの科学者と様々なアプローチによって立証される必要があります。

さて、今回は残念ながら第二のプロセスで、明らかに不正(小保方氏によると間違い)があったことが発覚しました。世界的にも有名なネーチャーという雑誌に載ったことで、世界中のラボがこの「STAP細胞」を作ろうと試みたはずです。その中には予算も厳しいなかで、STAP作製を試みて成功しなかった小さなラボもあると察します。そして今回の騒動をめぐり、日本発の研究に対する世界の科学者の信用が失われてしまったのではと懸念します。仮に、本当に「間違い」でも、科学研究における四つの大きなステップの「間違い」は、どの段階でも科学者としての信用を失います。科学者の大半は、「だいじょばない」 の烙印をおしてしまいます。これは、世界的レベルでいえることです。さらに、彼女が主任研究員であることが致命的な状況にさせています。主任研究員は責任をもって研究チームをまとめながら、独立して自己判断することが出来る立場なのです。しかも、彼女を独立させたのは理研。世間がどう判断するにせよ、科学の世界では、小保方氏も理研も「だいじょばない」です。だいじょばない
今回のSTAP問題から日本が学ぶべきものは何でしょう。今回の騒動は「STAP細胞があるか、ないか」の問題ではなく、「科学研究の内容が、正当な形で世にだされなかった」ということが問題なのです。これからも日本人科学者のなかから、素晴らしい発想や発見が生まれるはず。そのようなアイデアを、世界にきちんとした形で世界で認められるような環境を作ることが、とても重要です。今回の騒動は、日本の研究機関および大学・大学院教育を見直す機会であると思います。学部・研究機関の種類に関わらず、一貫して研究倫理を教えるべきです。他人の論文から文章をパクリ、きちんと引用もしない行為(plagiarism)は盗みと一緒、データーのでっち上げは悪徳商法がつくウソと同罪です。全うな親なら、「人のものを盗め」、「嘘をついて他人を騙せ」などと愛する我が子に教えるでしょうか?若い人たちにきちんと科学界のルールを教えることが、本当の意味での教育では。日本の大学•大学院は、卒業論文やゼミ・レポートのコピペや研究データのでっちあげを、許す場所であってはならない。もっと「高度教育機関」として厳しく、そして倫理の面でも徹底しなければ、世界に通用しないのです。

このままでは日本の研究機関は本当にだいじょうぶ?「だいじょばない」「だいじょばない」「だいじょばない」「だいじょばない」「だいじょばない」とPerfumeの音楽と理研・小保方氏が重なる日々!

ダウンロードはこちら。


Journal of Perfume Medicine はこちら

daijoba_final.jpg





FC2 Management
Share |

テーマ:医療ニュース - ジャンル:ニュース

  1. 2014/06/12(木) 20:47:41|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

恋するフォーチュンクッキーで近藤医師を退治する?





Share |

テーマ:ガン治療 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

  1. 2013/12/27(金) 04:39:43|
  2. 個人の独り言
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

日米のがん医療者がフォーチュンダンスに挑戦 10万回の視聴

先日、10万回の視聴になり、とても感謝しています。是非拡散していただけませんか?
今度は日米のがん医療者がフォーチュンダンスに挑戦!
興味のある方はこのサイトを訪問、ビデオを是非拡散してください。リンク自由です。
https://www.youtube.com/watch?v=0XGnzYMoX3g



Share |

テーマ:ガン治療 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

  1. 2013/11/21(木) 20:29:00|
  2. 個人の独り言
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

恋するフォーチュンクッキー がんチーム医療版 AKB公式ビデオ。

今度は日米のがん医療者がフォーチュンダンスに挑戦!
興味のある方はこのサイトを訪問、ビデオを是非拡散してください。リンク自由です。
https://www.youtube.com/watch?v=0XGnzYMoX3g



普段は臨床のプロ、サイエンティストとして活躍している医療スタッフも、がん患者さん­・がんサバイバーさん支援とがんへの関心を高めるために立ち上がりました!!

「恋するフォーチュンクッキー The University of Texas MD Anderson Cancer Center & Japan TeamOncology Program Ver.」のミュージックビデオを、
AKB48 YouTube公式チャンネルにて公開させていただきます。


米国からの参加は、テキサス州ヒューストンにある、テキサス州立大学「MDアンダーソ­ンがんセンター」の医療スタッフ。MDアンダーソンがんセンターは、新たらしいがん治­療開発をめざして患者中心のがん医療を目指しています。

日本からは、全国のがん専門病院の医療スタッフ、がんチーム医療(チームオンコロジー­)を支える、医師、看護師、薬剤師などが参加しています。

がん患者さんやご家族、友人のみなさん、そしてがん医療に従事している全ての方々が笑­顔で幸せになれますように願っています。

US-Japanese Health Care Providers challenge themselves the Fortune Dancing based on the song "Fortune Cookies in Love" by AKB48. Our goal is to increase awareness that it takes a team to fight cancer. We hope to bring a smile and happiness to all cancer patients. The dance is provided by the staff of Morgan Welch Inflammatory Breast Cancer Research Program and Clinic, employees of The University of Texas MD Anderson Cancer Center, members of the Japan TeamOncology Program, and many Japanese Cancer Health Care Providers.

Share |

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

  1. 2013/11/10(日) 11:28:56|
  2. オンコロジードリームチーム・プロジェクト
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

終末期医療のあり方

このNYTの記事によると米国における大きな医療センター医師の11%が無駄な治療をICUで行われていると思っているらしい。この数値は米国の医療センターとしては、妥当な数字だと思う。問題は、無意味な治療に関わっている医師達がいてることが問題である。

家族の希望は重要であるが、一番尊重すべきは本人の希望である。ICUの多くの患者はもはやコミュニケーションできない。この状況において本人の死に対する考えを医師として、生前に、しかも元気なうちに引き出すことができなかったのは医師として恥ずべき行為である。自分も反省すること多々である。

記事の原文
http://well.blogs.nytimes.com/2013/09/11/futile-care-at-lifes-end/?ref=health

Share |

テーマ:医療・病気・治療 - ジャンル:心と身体

  1. 2013/09/16(月) 02:33:27|
  2. 倫理
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。